GTROCからのお知らせ
出所:日経新聞
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は24日、トヨタ自動車の大量リコール(回収・無償修理)問題に関連して、不具合が起きた場合は「きちんとすみやかに対処することが重要だ」と述べた。自動車に品質問題はつきものとしたうえで、「重要なのは問題が起きた後」と説明。透明性を確保し、顧客の信頼を得ることが大事だと強調した。
日産車体九州(福岡県苅田町)の新工場稼働式典の後、記者団に語った。
ゴーン社長は「他社の問題にはコメントしない」とし、品質問題に対する日産の姿勢を説明した。日産は2012年に品質領域で世界トップクラスになる目標を掲げている。トヨタ問題を契機に品質全般の体制をチェックし、一段と強化していく考えを明らかにした。 (20:42)